きずな絵本シリーズ

『そらとぶキリン』

あらすじ

幼いときにパパとママとはぐれた「あいちゃん」は、胸にハート模様のあるキリンの子。
「パパとママにあいたいよ。」と、いつも泣いています。

そんなある日、ふしぎな男の子ラフィーが現れます。

「ぼくはラフィー。あいちゃん、パパとママをいっしょにさがしにいこう。このはねをつけてごらん。」

あいちゃんは、ふわりと空へ飛び立ちました。

読み聞かせのあたたかな時間の中で
人と関わり合う心を育む

ぜひお子さまと一緒に絵本を読んで、物語の世界を冒険してみてください。

印象に残った場面の言葉をまねしてみたり、「悲しいね」と登場人物の気持ちを分かち合ったり、お子さまの思わぬ一言に一緒に笑ったり……。

読み聞かせは、読み手と子どもが同じ絵を見つめ、同じ物語を味わう、絵本ならではのあたたかな体験です。 その時間の中で、子どもたちは読み手との関係をとおして、自分の感じたことを大切にし、他者と安心して共有する力を少しずつ育んでいきます。

こうした経験の積み重ねは、きずなを育みながら、やがて、

  • ・自分や相手を大切にしようとする心(倫理観)
  • ・異なる思いをもつ他者の気持ちを受けとめ、
     自分の思いも伝えながら、互いに理解を深めていく姿勢(双方向性コミュニケーション)
  • ・自分の言葉や関わり方を見つめ直す力(自己修正)

へとつながっていくことでしょう。

『そらとぶキリン』に描かれていること

『そらとぶキリン』では、だれかを思って自然に生まれた行いが、静かにつながっていきます。 パパとママに会いたいあいちゃんに、ラフィーが羽を渡し、一緒に探しに行ったこと。 あいちゃんがライオンを助けたこと。 心配した動物たちがついてきたこと。 そして、再会の場面であふれたパパとママの涙や、ライオンが「大事な仲間ができた」と伝えずにいられなかったこと……。 それぞれの場面で、だれかを大切に思う気持ちが描かれています。 このようなひとつひとつの出来事が子どもたちの心に残り、倫理観「よいことをよいとする心」や「人を大切に思う気持ち」へとつながっていきます。

この絵本を作った人たち

加藤 カピリナ(かとう・かぴりな)

1975年岐阜県生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。 絵本ワークショップあとさき塾出身。カピリナはハワイ語で「きずな」を意味する。きずな絵本シリーズ第一弾『なかなおり』の作を担当(絵:古沢たつお/朝日学生新聞社)。加藤志異という名前でも活動しており、『とりかえちゃん』『ぐるぐるぐるぽん』(絵:竹内通雅/文溪堂)、『クッツケロ』(絵:本秀康/学研プラス)、『せかいいちたかい すべりだい』(絵/山崎克己/大日本図書)などがある。

朝古 桜(あさこ・さくら)

三児の母。幼稚園の人形劇サークルで代表を務め、絵本をもと にした台本づくりや演出、出演に携わる。本作では文章の構成・調整を担当。登場人物の気持ちや行動をくみ取った展開と、読み聞かせを想定した言葉の響きを整える。以前は、米国ニューハンプシャー州立大学院 地球・海洋・宇宙研究所(EOS)にて気候変動に関わる研究に従事。日本語・英語の翻訳経験があり、相手の背景や考えをくみ取りながら、最も自然に伝わる言葉を生み出す姿勢が絵本にも息づいている。

茶々 あんこ(ちゃちゃ・あんこ)

大分県生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科油絵コース卒業。 日本児童出版美術家連盟所属。絵本の企画編集から、イラスト、デザインまでを手がける。作品に『音のでるえほん』シリーズ、月刊絵本での作品に『おはなのこうかん』『だれかな?』『もくもくやまのゆけむりホテル』『もりのふどうさんや おうちさがします』『もりのふどうさんや かわうそいっかのおひっこし』(以上、フレーベル舘)など多数。

監修者

井之上 喬

井之上 喬(いのうえ・たかし)

1944年生まれ。京都大学経営管理大学院特命教授。日本パブリックリレーションズ研究所所長。井之上パブリックリレーションズ会長。日本パブリックリレーションズ学会代表理事。日本のパブリック・リレーションズ(PR)の第一人者。専門家、教育者、実業家で、「自己修正モデル」の提唱者。PR 研究で日本初の博士号を取得し、幼少時からの「きずな教育」を提起。主な著作『「説明責任」とは何か?』(PHP出版)『パブリックリレーションズ』(日本評論社)『Public Relations in Hyper-globalization』(Routledge)。学校教材『パブリック・リレーションズ スタンダード Standard』『パブリック・リレーションズ ベーシック Basic』監修。PR for スクール 公認ファシリテーター養成など、PR の普及・人材育成活動を通じて国内外社会への貢献を目指している。

長深田悟

長深田 悟(ながふかたさとる)

1951年生まれ。大学卒業後、鹿児島県の公立小学校教諭を務める。「海外の教育をじかに学びたい」、「日本の教育を海外からみることで、日本の教育・文化・社会への理解が深まる」との考えから、教育が充実しているスイスにある、チューリッヒ日本人学校に勤務。帰国後、校長、村教育長を歴任。現在は、脳科学理論に基づく幼児教育の在り方を研究し、全国で講演している。現在は、千葉県において、保育園「八坂台はぐくみの森保育園」を設立し、理事長兼園長として東奔西走している。

本の基本情報

  • ASIN ‏ : ‎ B0GYMY8MLN
  • 出版社 ‏ : ‎ 日本パブリックリレーションズ研究所出版局
  • 発売日 ‏ : ‎ 2026/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 本の長さ ‏ : ‎ 36ページ
  • 商品の重量 ‏ : ‎ 141 g
  • 寸法 ‏ : ‎ 21.01 x 0.23 x 27.61 cm
  • 価格 ‏ : ‎ 1,300円(税込1,430円)
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