全国約530か所の児童養護施設に絵本「なかなおり」を寄贈します。
2021年04月30日
株式会社日本パブリックリレーションズ研究所は、絵本「なかなおり」を5月5日「こどもの日」に、児童養護施設の子供達にプレゼントしようと、全国に発送いたしました。
以前、都内の児童養護施設を見学させてもらい、職員の方にお話を伺いました。
その時切実に感じたのは、児童養護施設の子供達には、他の子供達以上にコミュニケーション能力、パブリック・リレーションズ能力が必要であるということでした。
保護者の方や、職員のみなさん、一緒に暮らす子供達と、よりよい関係をつくり、仲良くしていくために、この「なかなおり」という絵本を、使っていただきたいです。
この絵本では、パブリック・リレーションズの 3 要素 である「倫理観」(おもいやり)、「双方向性コミュニケーション」(お互い話し合う)、「自己修正」(間違っていたらなおす)を、主人公のクマくんの成長を通じて分かりやすく表現し、 目標を達成するまでのプロセスをストーリーとして描いています。
コロナ禍で日々のコミュニケーションが制限される中、日本中の児童養護施設の子どもたちが一生使えるパブリック・リレーションズの基本を身に着け、自立する力を養ってもらい たいという願いを込め、このたび当所は無償で寄贈することを決めました。
心をこめて、私達は絵本を発送しました。
日本中の児童養護施設の子どもたちが、絵本を読んで楽しく成長できるように、私達は願っています。